♪ 代表的な産出国の格付表記ですが
それぞれで、複合的な等級分けをしていますので
主な判断基準だけを表記しています、、、
（左が上位で、右に行くほど下位）
・欠点式：規定数量中の欠点豆の数（少ないほど良しとされる）
・サイズ式：決められたサイズのアミを抜ける豆の大きさ（大きいほど良しとされる）
・標高式：栽培地の標高（高いほど良しとされる）
- アフリカ・中東 -
・エチオピア（欠点＋）：Ｇ-１、Ｇ-２、、、
・ケニア（サイズ＋）：ＡＡ、ＡＢ、Ａ、、、
・タンザニア（サイズ＋）：ＡＡ、Ａ、Ｂ、、、
・イエメン（欠点＋エリア＋）：Ｎｏ．９、Ｎｏ．８、、、+（イスマイリ、マタリ等）
・銘柄名の例：エチオピア-イルガチェフェ-ゲデオ-コンガ-セデ-ウォッシュド Ｇ-１
（エチオピア国のイルガチェフェ地域にあるゲデオ地区のコンガ部族が育てた限定豆をセデ精製所が水洗式で精製し良く選別した最上の豆）
・銘柄名の例：エチオピア-イルガチェフェ-ナチュラル Ｇ-１
（エチオピア国のイルガチェフェ全域から集められ非水洗式で精製し良く選別した最上の豆）
- アジア・太平洋 -
・インドネシア（欠点＋）：Ｇ１、Ｇ２、、、
・ハワイ（欠点＋＋）：エクストラファンシー、ファンシー、Ｎ０．１、、、
銘柄名の例：インドネシア-リントン・ニ・フタ-パランギナン-マンデリン Ｇ１
（インドネシア国のスマトラ島フンムバン・ハスンドゥタン県リントン地区近郊で集められスマトラ式で精製し良く選別した最上の豆）
・キューバ（サイズ＋）：ＥＬＴ、ＴＬ、ＡＴ、、、
・ドミニカ（サイズ＋）：ＡＡＡ、ＡＡ、Ａ、、、
・ジャマイカ（欠点＋＋）：Ｎｏ．１、Ｎｏ．２、、、
・メキシコ（標高＋）：ＡＬ、ＰＬ、、、
銘柄名の例：キューバ-シエラ・マエストラ-エスカンブライ-クマナヤグア-クリスタルマウンテン ETL
（キューバ国のエスカンブライ山脈にあるクマナヤグア地域で栽培された日本向け特別規格で良く選別した最上の大粒豆）
・グァテマラ（標高＋）：ＳＨＢ、ＨＢ、、、
・エルサルバドル（標高＋）：ＳＨＧ、ＨＧ、、、
銘柄名の例：グァテマラ・アンティグア・サンタカタリーナ・グランレゼルバ・モンターニャ SHB
（）
・コロンビア（サイズ＋）：スプレモ、エクセルソ、、、
・ブラジル（欠点＆サイズ＋）：Ｎｏ．２、Ｎｏ．３、、、＋（＃１９、＃１８、、、）
銘柄名の例：ブラジル
（）
ＰＢ：ピーベリー（丸豆）等々の記号も存在しています。
各国で栽培環境が違うため、一概に標高や
サイズだけで美味しいと言えるものではありません。
それぞれの国々で輸出に関しての基準があり
輸入されるものは、高基準のものがほとんどです。
※あくまでも格付は、出荷豆を区別する単位であって
味わいを保証しているわけではありません。
※この記事の内容は、だいたいの雰囲気をわかって頂くためで
極の正確性は御求めにならないで下さい。
っで、余談ですが、、、
- 日本 -
・ひろまつ（手間暇＋）：
ＨＱＧ－ＳＡ（１、１Ｓを特別な方法でエイジングした生豆）
ＨＱＧ－１Ｓ（１のなかでも特に美味しい生豆）
ＨＱＧ－１（２を、ひろまつ仕様に仕上げた生豆）
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ＨＱＧ－２（仕入れたままのニュークロップ生豆）
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ＨＱＧ－４（仕入れたままのオールドビーンズ生豆）
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ＨＱＧ－６（ピッキングで出たプレゼント用雑豆：１年未満）
ＨＱＧ－７（ピッキングで出たプレゼント用雑豆：２年未満）
ＨＱＧ－８（ピッキングで出たプレゼント用雑豆：３年未満）
ＨＱＧ－９（ピッキングで出たプレゼント用雑豆：３年以上）
※収穫日からの経過ごとの呼び名（珈琲関連の年度初めは１０月）
ニュークロップ：収穫されてから１年以内までの出荷豆
カレントクロップ：収穫されたあと年度が変わる前までの出荷豆
バーストクロップ：前年度に収穫され保管されていた出荷豆
オールドクロップ：収穫から数年たってしまった出荷豆
オールドビーンズ：製品になってから数年経過してしまった古い製品豆
エイジドビーンズ：意図的に香味変化が起こるよう適切な処理で熟成させた製品豆
※ちょっと分かりづらいですが
産出国で、収穫から輸出されるまでの保存期間で呼び名がちがい
出荷前は、パーチメントと呼ばれる薄殻付きの状態で保存し
出荷時に脱穀してから、各国へ輸出します。
※なので、日本には殆どがニュークロップで輸入され
その後、販売店で時間がたちすぎてしまった場合は
オールドビーンズと言うように呼ばれているらしいです。
※ＨＱＧ－ＳＡは現在試験中につき却下の可能性ありです。
☆珈琲豆の品種一覧もよろしければどぞです。
ｖ＠＠ｖ... ＨＩＲＯＭＡ’ＴＥＡＳ
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